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プログラミング学習環境「Monaca Education」に「採点AIアシスタント」機能(β版)を提供開始

2023年10月03日プレスリリース

Web・AIシステム開発及びプログラミング教育事業を手がけるアシアル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:田中正裕、以下「アシアル」)は、本日よりプログラミング学習環境「Monaca Education」に、AIにより生徒のプログラミングコードを自動採点する「採点AIアシスタント」機能(β版)の提供を開始しました。

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アシアルでは、これまでプログラミング学習環境「Monaca Education」の提供や教員研修を通じて、教育機関におけるプログラミング教育の支援を行ってきました。2022年4月より高等学校の共通必履修科目となった「情報Ⅰ」においては、プログラミングの実習が行われるようになり、実習を担当する教員の負担も増加しています。特に、生徒が作成したプログラミングコードの採点と評価は、教員にとって手間と時間がかかる作業となっていました。

一方、昨今の生成系AIの技術進歩に伴い、コードの自動生成やテストの自動化など、プログラミングやソフトウェア開発の多くのタスクをAIが効率的に実行できるようになりました。

これを背景に、アシアルは教育現場におけるプログラミングコードの採点・評価の課題を解決するため、「採点AIアシスタント」機能(β版)を開発しました。この機能により、生徒から提出されたプログラミングコードをクラス単位や学年単位などでまとめて自動採点することが可能となり、教員の負担を大幅に軽減することができます。なお、「採点AIアシスタント」機能(β版)ではOpenAI社のOpenAI APIを利用し、プログラミングコードの自動採点と評価コメントの生成を実現しています。

「採点AIアシスタント」機能(β版)に関して、京都精華大学教授の鹿野利春氏は、次のようにコメントを寄せています。「プログラミングの指導・評価については、悩む教員が多いのではないだろうか。プログラミングの実習では生徒それぞれのコードのどこが間違っているか、どう修正すればよいのかなどのフィードバックが必要になる。これをAIが自動で担ってくれるとすれば、生徒のプログラミングの力はメキメキ伸びるでしょう。」

アシアルでは、今後も教育機関においてより実践的なプログラミング教育が実施できるよう、サービスや機能の向上および情報発信に努めてまいります。

「採点AIアシスタント」機能(β版)の概要
「採点AIアシスタント」機能(β版)は、教員のプログラミング実習における採点と評価の負担を軽減し、生徒の学習経験を向上させることを目的とした機能です。Monaca Education上で生徒が作成したプログラミングコードと採点用プロンプトファイルを簡単に取り込むことができ、それにより各生徒のプログラムコードに対する採点と評価コメントを自動で生成します。

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採点AIアシスタント機能(β版)の画面イメージ
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採点結果の例

「採点AIアシスタント」機能(β版)の利用方法
現在、「採点AIアシスタント」機能(β版)はMonaca Educationの一部導入校において先行利用が開始されております。さらに、トライアル利用またはデモを希望する学校を随時募集しております。トライアル利用またはデモをご希望される学校の先生は、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム
https://form.k3r.jp/asial/inquiry

アシアル株式会社について
アシアル株式会社は、2002年に創業され、以来一貫してWeb技術の普及・発展に努力してきました。企業向けにはDX支援、Webシステム開発、アプリ開発、AI/IoTシステム開発、UX/UI設計、R&D支援、内製化支援などの各種サービスを提供しており、またアプリ開発プラットフォーム「Monaca」などの開発ツールも国内外のエンジニア向けに展開しています。2020年1月には「アシアル情報教育研究所」を立ち上げ、「プログラミングをもっと身近なものに」をミッションとし、教育機関や自治体向けに教材や学習ツールの開発、教員研修など情報教育に関する様々な支援活動を行っております。

アシアル株式会社公式サイト
https://www.asial.co.jp/

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