内藤は、2014年に中途でアシアルへ入社し、今年で在籍8年目となります。
前職から、CEO・田中やプロジェクトマネージャー・斉藤と面識があり、Monaca(※)ユーザーでもあった内藤は、「Monacaを用いた受託開発をやってみませんか?」との誘いを受け、アシアルへ。
※Monaca
アシアルが提供するハイブリッドアプリ開発プラットフォーム。Web技術で、スマホアプリ、PWA、デスクトップアプリを開発でき、全世界に30万人以上のユーザーがいます。
「CEOの田中さん自身が、技術への関心が高く、広い知見を持っているところが魅力的でした。当時のMonacaではできないことがまだまだあったのですが、それについて質問した時、田中さんから”こう解決していきます”と、すぐに返答があった事には驚きました。そのスピード感が、凄かった印象です。またアシアルのセミナーに参加したりして、インスピレーションを受けました」
▼入社前後に内藤がアシアルに抱いていた印象はこちらのインタビューもご覧ください
入社後はMonacaのサポートエンジニアにアサインされ、通常のアプリ開発にはない難しさとおもしろさを経験したといいます。
「サポートエンジニアは、Monacaを導入している企業の技術的な課題を解決するお仕事です。ユーザーさんからの小さなリクエストに回答したり、そこから問題の改修につながったりすることもありました。企業ごとにMonacaのカスタマイズを行ったりもしましたね。
ユーザーさんは、それぞれ異なる状況や用途でMonacaを使っています。お問い合わせに対応していると、僕たちアシアルでは思いもしなかったような用途で使っているとお聞きすることもあります。環境もユーザーさんによって違いますし、想定外も多くて、そこは難しい部分です。
また、リクエストや不具合に対応する際、Monacaだけを見るのではなく、ご依頼をいただいたうえで、ユーザーさんの実装されたコードを読み解いていく場合もあります。その中で、コード一つ一つの機能やその意図を確認・検証し、解決案を検討していくのは楽しいと思います」
2016年頃からは、Monacaの開発がメインとなり、Monacaプラグインの開発も担当するようになった内藤。
当時のMonaca開発では、Monacaの開発エンジニア/マネージャーの渡辺が”最速開発”と表現する流れがありました。
「あの頃のMonacaには実験的なところがあり、まだまだどんな需要があるのかも分からない中で、まずはアイデアを形にして、そこから取捨選択するという感じでした。とにかく少人数でのスピード開発でユーザーさんのニーズを探し、そのニーズに合わせてMonacaを提供していくというスタイルでしたね。
現在は、以前より需要が分かってきていますし、開発範囲も広がって、チームで開発しなければならないので、スクラムで対応しています。”最速開発”では、どうしても属人化してしまいがちですが、スクラムの導入により属人化を減らし、より安定した体勢での運用に移行しています」