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7.5 フィールド プロット

散布プロットのうち、フィールド プロットと呼ばれるものは、0 から 359 度までの方向を矢印で持つ散布ポイントを有しています。これにより、各点において 3 個の情報 (X、Y、角度) を表現できます。さらに、各散布プロットにコールバック関数を定義でき、各ポイントのカラーも指定できます。

フィールド プロットを作成するには、通常の散布プロットと同様、FieldPlot インスタンスを作成します。このメソッドへの引数は、Y 座標、Y 座標、そして角度です。コールバック関数を指定するには、FieldPlot::SetCallback()メソッドを使用します。

以下に、フィールド プロット形式の散布プロットの例を紹介します。



図 67:フィールド プロット形式の例 [ソース]

また、フィールド プロットでは矢印のサイズを調節したり、矢印の頭の部分のサイズのみを設定することもできます。矢印のサイズはピクセル単位で指定します。矢印の頭の部分のサイズは 0 から 10 までの整数値で指定します。これらのサイズは FieldPlot::arrow::SetSize()メソッドを呼び出しことで調節できます。


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