各データポイントの上にデータ値を表示することができます。値は、プロットの value プロパティを通じて指定できます。（詳細については、クラスリファレンスの値を表示するを参照してください。）

データ値の表示を有効にするには Show() メソッドを使用します。

$lineplot->value->Show()

このコードを先ほどのサンプルに追加すると、下記のような外見になります。

図 8:各ポイントのデータ値を表示する [ソース]

もちろん、データ値のカラー、フォント、書式を変更できます。たとえば、赤褐色の太字に設定し、先頭に $ 記号をつける場合は以下の通りになります。

  $lineplot->value->SetColor("darkred"); 
$lineplot->value->SetFont(FF_FONT1,FS_BOLD); 
$lineplot->value->SetFormat("$ %0.1f");

この結果、下記のような外見になります。

図 9:データ値に修飾を加える [ソース]

注意:書式のコールバック関数を使用することで、printf() 形式の書式よりも高度な書式設定が行えますそうすることで、数字を 3 桁ずつに区切るといった表現が行えます。