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10.1 キャンバス グラフの使用方法

キャンバス グラフは実際にはグラフではありません。それはさまざまな形状を自由に描画することができる一枚の紙で、JpGraph の便利な機能を使用することもできます。

キャンバスはいくつかの違った方法で使用することができます。例えば、描画のための多くの基本要素を持つ Image クラスではそのまま動作させることが可能ですが、ピクセル座標の絶対値を使う必要があります。

キャンバス スケールを使用することで、少し使いやすくすることもできます。自分で指定したグリッド上で作動させることによって、キャンバスにより簡単に独自のスケールを定義することができます。スケールを変えるだけで、画像をとても簡単にスケールし直すこともできます。例えば、描画のサイズを半分にするには、ちょうど2倍のスケールを作ってください。

異なるキャンバスでの動作を助けるために、キャンバスを使用する際は "jpgraph_canvtools.php" ファイルをインクルードするべきです。これは厳密には必要ありませんが、よい画像を作成する手助けになるでしょう。

キャンバスに関する別の例として、JpGraphで利用できるフォント スタイルのリストをキャンバスを使用して下の図に示しました。



図 187:キャンバスを用いて多くのテキスト ボックスを描画する例 [ソース]


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