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8.3.2 半径スケールを調整する

半径軸は、リニアあるいは対数スケールで表示されます。スケールの指定は、PolarGraph::SetScale() メソッドを使用します。以下のサンプルでは、リニア スケールと対数 スケールでプロットを行っています。



図 141: 対数スケールを使用した場合 [ソース]



図 142: リニア スケールを使用した場合 [ソース]

スケールの最大値が異なっている事に注意してください。

デフォルトでは、データに応じてスケールが自動で調整されます。また、SetScale() メソッドに引数を渡すことで、手動でスケールを指定することもできます。スケールの指定で XY 形式のグラフと異なる点は、極プロットでは最大値だけを指定する事です。極プロットの場合は、最小値は必ず 0 になります。そして、対数スケールの場合は、10 の対数値 (1、0.1、0.001 など) になります。

プロットはプロット エリアに表示される際にクリッピングされるため、最大値よりも小さなスケールを指定した場合はプロット エリアの外部に表示されます。


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