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7.3.1 ライン エラー プロットを使用する

ライン エラー プロットは、エラー プロットに加えてエラー点の平均値を線で結合したものです。この形式のプロットは、エラープロットとほとんど同じように使用できます。ライン エラー プロットを作成する場合は、jpgraph_line.php をインクルードして、ErrorLinePlot() インスタンスを作成します。ライン エラー プロットは、LinePlotクラスを使用してラインを描画します。

描画するラインのプロパティを調節するには、ErrorLinePlot オブジェクトの line プロパティを使用します。たとえば、ラインの幅を 2 ピクセルにして、そのカラーを青色に設定する場合は以下の通りになります。

$elplot->line->SetWeight(2);
$elplot->line->SetColor("blue");

これで、以下のグラフが生成されます。



図 59:ライン エラー プロットの例 [ソース]

もちろん、ライン プロット、エラー プロットそれぞれに対して凡例を追加できます。そこで、以下は、レッド エラー バーの凡例 "Min/Max"と 追加しなければならないブルー ラインの凡例 "Average" が欲しい場合の例です。

$errplot->SetLegend("Min/Max");
$errplot->line->SetLegend("Average");

これにより、以下のグラフが作成されます。今回はデフォルトの位置に凡例を設置しました。



図 60:ライン エラー プロットに凡例を追加する [ソース]


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