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7.1.5 グラフに凡例を追加する

1 つのグラフに複数のプロットがある場合、どのプロットが何を示しているかを説明する必要があります。そのためには凡例を追加します。

各プロットには、凡例を指定するための SetLegend() メソッドを有しています。凡例を追加するためには以下の行を加えます。

$lineplot->SetLegend("Plot 1");
$lineplot2->SetLegend("Plot 2");

詳細はソースコードを参照してください。



図 12:円プロットに凡例を追加する [ソース]

これで、表示するための凡例テキストを持つプロットがいくつあるかによって、凡例は自動的に配置されます。デフォルトで、凡例は画像の右上に配置されます。凡例の位置の調整や、余白を追加も調節できます。両方してみましょう。

まず右側の余白を増やし、凡例がほぼ中央に置かれるよう配置します。また、プロット エリアが圧迫されないように、画像全体の大きさを広げます。

凡例を修正するには、グラフの legend プロパティを使用してください。凡例の詳細な機能に関しては、クラス リファレンスの legend クラス を参照してください。

たとえば、凡例の位置を指定するには SetPos() メソッドを使用します。

$graph->legend->Pos(0.05,0.5,"right","center");

これにより、以下の通りの結果が得られます。



図 13:グラフに凡例を追加する [ソース]

上記の SetPos() メソッドに説明を加えます。まず、最初の 2 個の引数には、画像の横幅と縦幅を 1 にしたときの割合を指定します。割合を指定することで、画像の大きさが変化した場合も相対的な大きさが引き継がれます。私たちは、同じメソッドがイメージに任意のテキストを置くということをその後理解するでしょう。

柔軟性を追加するために、一つは、さらに、与えられた位置が関連するどのエ