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1.2 基本オドメータ・グラフの作成とフォーマット

オドメータ・グラフを使うには「jpgraph_odo.php」という拡張モジュールをスクリプト内に記述する必要があります。これは通常の「jpgraph.php」コード・モジュールの追加としてです。

それ以外は、オドメータの作成でも通常の手順どおりグラフ・エリアを作成し、そのキャンバス上に1つまたは複数のプロットを追加します。

  1. 基本キャンバス・グラフをOdoGraphクラスのインスタンスとして作成します。
  2. 1つまたは複数のオドメータ・プロットのインスタンスを、OdoPlotクラスのインスタンスとして作成し、グラフ・キャンバスに追加します。
  3. オドメータ・グラフをOdoGraph::Stroke()メソッドでブラウザに返します。

次のスクリプトは原則に従った記述です。

<?php
// 300x200ピクセルの新規キャンバスを作成。
$graph = new OdoGraph(300,200);
 
// パラメータを必要に応じて設定。
$graph->title->Set(.......)
$graph->caption->Set(...)
 
// 1つまたは複数のオドメータを作成。
$odo1 = new Odometer();
$odo2 = new Odometer();
 
...
 
// オドメータのパラメター、色、その他を設定。
$odo1->needle->Set(21);
$odo2->needle->Set(47);
 
...
 
// オドメータ・プロットを縦に並べる。
$l = new LayoutVert( array($odo1$odo2, ...) );
 
// オドメータを設定済みのレイアウトでキャンバスに追加する。
$graph->Add$l );
 
// オドメータが1つだけの場合は次のように記述することも可能。
// $graph->Add( $odo1 );
 
// 出来上がった画像をブラウザに返す。
$graph->Stroke();  
?>


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